ウイスキーのおいしい飲み方

氷と水でもっとおいしくウイスキーを召し上がれ

氷と水がキーポイント

氷と水がキーポイント

ウイスキーの飲み方はいろいろありますが、
やっぱり「水割り」が最もポピュラーではないでしょうか。
その時、氷と水は決して主役ではありませんが、味わいの決め手を握る重要な名脇役なんです。
どのご家庭でも簡単に誰でも作れる水割りでも、氷と水にひと工夫加えると、ずっとおいしくなりますよ!

氷のお話

氷のお話

ひと口に「氷」と言っても、家庭の冷凍庫で作る氷と専門の業者が作った氷(=純氷)とではどうしても質が違います。
水割りにした時、最もよく現れるのが「硬さ」の違い。
純氷は氷の結晶1つ1つが大きく、硬く固まります。
そのため水割りにしても融けにくく、水っぽくならないのです。

◎買ってきた純氷は、1日程度冷凍庫でさらにカチコチに凍らせて使うのがベスト。

◎角のない氷の方が融けにくい。角氷よりも大阪純氷、アイスボールの方が水っぽくなりません。

◎飲み終わっても、まだグラスに残っているくらいの氷のサイズが最適。

水のお話

水のお話

水割りに使いたいのは、やはりミネラルウォーター。
中でもウイスキーとの相性が良いとされるのは「軟水」です。
適度なミネラル分があり、優しい口あたりです。
ミネラルウォーターの中にも、さまざまな種類があるので、ご購入の際に確認されるのが良いでしょう。

◎軟水は味や香りなど、素材本来の良さを引き出してくれるという特長があります。

◎水割りには向きませんが、ミネラル分の多い、高い硬度のミネラルウォーターは、ウイスキーのチェーサーに最適です。

おいしい水割りの作り方

おいしい水割りの作り方

おいしい水割りの濃さは、ウイスキー1に対し水が2.5だとされます。

◎不純物を一切含まないため雑味がなく、融けにくい純氷(大阪純氷がふさわしい)をグラスにたっぷり入れ、ウイスキーを適量注ぎます。

◎マドラーで13回転半ステアし、融けた分はさらに純氷を足します。

◎冷えたミネラルウォーターを適量注ぎ、3回転半ステアします。

◎はい、これで完成。