ウイスキーのおいしい飲み方

ウイスキーにまつわるウイスキーこぼれ話

天使のわけまえって?

天使のわけまえって?

ウイスキーはまろやかさを出すために、樽に入れて最低でも3年ほど熟成させます。
その長い時間の中で樽の中身は少しずつ減ってゆきます。10年も寝かせると、中身の25%が減ってしまうとも言われています。
ウイスキー職人達の間では昔から、この減った分をエンジェルズ・シェアー(天使の分け前)と呼んでいるのです。
かわいい天使たちも実は結構なお酒のみだったんですね。

ウイスキーはどう書くの?

ウイスキーはどう書くの?

ウイスキーには「Whisky」と表記されたものと「Whiskey」と表記されたものがあることを知っていますか?
ジャパニーズ、スコッチ、カナディア ンは「Whisky」、アイリッシュ、アメリカンは「Whiskey」と綴られているようです。
鍵(key)が付いているか、付いていないかの違いだと言われたりもしていますが、実際は謎のまま。辞書にも両方載っていることが多いようです。

ゴルフが18ホールのわけ?

ゴルフが18ホールのわけ?

ウイスキーの本場は何と言ってもスコットランドですが、スコットランドと言えばゴルフも有名。ウイスキーとゴルフの間にはこんな関係もあるのです。
風の強くて寒いスコットランド。そこでゴルフをすれば当然身体も冷えてしまいます。
そこで、スコッチのボトルを持ち込み、ホールとホールの間にぐいっと一口。1ホールごとに1オンス(42.5g)を飲むとすると、ちょうど18ホールでボトル1本が空になると言うわけです。
でも、あまり 飲み過ぎるとボールもフラフラとあさっての方向に飛んでしまうかも?

なんで乾杯をするの?

なんで乾杯をするの?

乾杯という儀式が生まれたのは、まだ争いの激しかった中世以前。ヨーロッパから始まったとも、中国から始まったとも言われています。
当時はお酒を利用した毒殺が多く、「このお酒には毒は入っていませんよ」と示すためにグラスを傾け、中身を相手に見せていたのが乾杯の始まりなのです。
私たちは友好の印として何気なくしている乾杯にも、ちょっと怖い歴史があったんですね。

Bar(バー)の語源は?

Bar(バー)の語源は?

アメリカ開拓時代、気軽に楽しめる酒場がたくさん登場し、そこはSALON(サロン)と呼ばれていました。
サロンではウイスキーやビールが樽から計り売りされていたのですが、なんせ酒場のこと、勝手に酒を汲み、飲む荒くれ者が増えてきたのです。
そこで店主は棒を手にして、そんな悪者たちを勝手に酒樽に近づけないよう防衛しました。
この棒(Bar)が、今のバーの起源と言われています。